産婦人科選び~妊娠体験談~【未婚の妊婦になる!3】
地方の産婦人科事情
私が暮らしている地域は地方で、そもそも産婦人科の病院は少ないです。これまで産婦人科にかかったことが無く事情に疎かったのですが、個人病院のほとんどがお産を扱っていませんでした。また、以前は扱っていたけれど最近止めてしまった、という病院もありました。そのような病院では妊婦健診は診てくれても、いずれお産をする病院に転院しなければなりません。
女性の医師がいるかどうかも気になるところですが、残念ながら私の住む地域には女性医師のいる産婦人科はどこもお産を扱っていない状況。お産までのことを考えると選択肢として無いのです。そのくらい産婦人科が少ないのです。
約9ヶ月の妊娠期間、そして産後の1か月検診や母乳外来まで含めると、一度のお産で1年近く通うことになる病院です。選べる範囲で最良の選択をしたいですよね。
通いやすい産婦人科を選ぶ
最初は健診も1か月に一度ですが、後半からは1か月に二度、臨月になれば毎週通うことになります。通いやすいさは大事なポイントだと思います。未婚の妊婦だった私は、付き添いに来てくれる人もいません。自分で車を運転して安全に行って帰ってこられる距離にあることは重要でした。
また待ち時間がどの程度かも口コミサイトで確認しました。あまりにも長ければ、貴重な休日を通院に費やしてしまいます。休みの日にやらなくてはいけない事は多く、普段の家事に加え、赤ちゃんを迎える準備を一人で進めなければなりません。
そういった距離的・時間的な通いやすさを重視すると自ずと病院は決まりました。
男性医師の病院も慣れれば平気
通うことになった病院は、女性医師のいる病院ではありませんでした。
始めての産婦人科で内診もどんな感じか分からなかったので、緊張のあまり待合で少し気分が悪くなってしまいました...。
診察室に入ると男性は主治医の先生だけで、周りには助産師さん(助産師=女性)が数名いて、それがほっとしました。内診も思ったより痛みは無く(臨月になると激痛のグリグリ内診を体験することになったのですが…)、あっさりと終わりました。
経腟エコーも最初の2回だけでした。
そして内診があるときは前の健診の時に前もって教えてくれる先生だったので、心の準備が出来てよかったです。
男性の先生でしたが、物腰柔らかな話しやすい人柄で、通ううちに全く気にならなくなりました。それよりも毎回エコーで大きくなっていく赤ちゃんを見られるので、楽しく病院に通うことができました。
エコーは4Dだと赤ちゃんの顔まで見える!
診察で使われるエコーの精度も産婦人科選びのポイントになるかも知れません。4Dエコーでは、赤ちゃんがリアルタイムで立体的に見ることが出来るので、赤ちゃんの存在をとても身近に感じることが出来ますよ!
お腹の中でいろんな動きをしている赤ちゃん。指しゃぶりをしている姿や顔の形、表情まで運が良ければ見ることが出来ます。個人病院なら4Dのエコーを持っている病院が多いのではないかと思いますが、病院のサイトや口コミなどで調べてみても良いかもしれませんね。
私は里帰り出産のため、地方の個人病院から都市の総合病院に34週で転院しました。個人病院は4Dエコーで、総合病院は2Dエコーでした。赤ちゃんの発達や推定体重を診るのには2Dでも問題無いのでしょうが、赤ちゃんの立体像が見られなかったのはちょっと残念でした。
読んでくださりありがとうございました。
※この内容はすべて個人の体験によるものです。