恐ろしかった…風疹流行!~妊娠体験談~【未婚の妊婦になる!16】
妊娠中の女性にとって、感染症は非常に怖いものです。
自分が体調を崩しても、出来ればお薬を使いたくないですし、
赤ちゃんに影響がないか不安になってしまいます。
特に、赤ちゃんの発達や生命にかかわるような危険な感染症にかかることだけは避けなくてはなりません。
そして私が妊婦だった2018年秋から翌2019年にかけて、胎児に影響を及ぼす恐れのあるいくつかの感染症が流行していた時期でした。
当事者となって、より情報が目につきやすくなっていた思いますが、
ニュースやネットで感染症の情報が流れる度に、神経をとがらせて見ていました。
一番恐ろしかったのはやはり風疹です。
風疹に対する抗体を持っていないで妊娠中にかかってしまうと、赤ちゃんの耳や目、心臓に障害が出る恐れのある病気です。
妊娠前から都市部を中心に流行していたので、妊娠が判った時、すぐさま母に電話。
自分のワクチン接種歴を聞きました。
「たぶん打っているとは思うけど~」とあいまいな返答で不安は解消されず…。
そして私の年代の男性は未接種の人が多いです。
妊活している友人も、旦那さんには風疹のワクチンを打ってもらったと言っていました。
ワクチンを接種していても、抗体価が十分でない人もいるので、妊婦さんは健診で血液検査をします。
初めて産婦人科にかかった時に、すぐに風疹の検査をしたいと先生に相談したのですが、
「母子手帳が交付されたら無料で受けられるので、そのタイミングで良いですよ。」と言われました。
結局感染症には気を付けるしかないですよ、とのことでした。
妊娠11週目の最初の血液検査で風疹のチェックがありましたが、幸い抗体価は128倍。
だけど結果を聞く15週までは非常に不安な日々を過ごしました。
(後から考えたら、検査の結果は病院に電話してすぐに聞けばよかったです…)
風疹は感染力の強い感染症です。
私の住む地域は田舎なので流行の規模もさほど大きくはなかったようなのですが、
たまに出張や里帰りで都会へ行くと、とにかく人込みは極力避けて行動していました。
風疹の流行状況はネットで検索してこちらのサイトをみて確認していました↓
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/700-idsc/2131-rubella-doko.html
風疹はワクチンで予防できる病気です。
大人がかかっても症状は軽度ですが、お腹の中の赤ちゃんにとっては非常に怖い病気です。
妊婦さんたちが安心して生活できるよう、1日でも早く日本から風疹の流行が無くなる事を切に願います。
抗体検査やワクチン接種は自治体の助成制度もありますので、
ワクチン未接種の方が少しでも多く接種していただくことを期待したいです。
読んでくださりありがとうございました!
※この内容はすべて個人の体験によるものです。