先天性トキソプラズマ症の記事を読んで
昨日、Yahooニュースを見ていたら、先天性トキソプラズマ症とサイトメガロ感染症についての記事が出いていましたね。
こういう記事を見ると、本当にいたたまれないです…。
もし自分がこのママだったら、と思うと…。
私は、妊娠初期にうっかり馬刺しを食べてしまったことがあって、めちゃくちゃ怖かったです。
それも、妊娠検査薬で陽性と分かる直前の事で、
妊娠しているかどうかも分からなかったタイミングでした。
妊婦健診が始まってすぐの感染症の検査の時に、産婦人科の先生にお願いして
トキソプラズマのチェックもしてもらいましたよ。
「陰性」の結果が出るまでは、本当に不安な日々でした。
トキソプラズマの感染ルートは主に生肉ですが、猫からも感染します。
私は子供のころからずっと猫を飼っていました。
一人暮らしの妊婦だったので、猫のお世話も自分でやらなくちゃいけませんでした。
飼っていた猫はもう10年近く連れ添った子たちで室内飼いでしたが、
この子たちからトキソプラズマが移るなら、とっくの昔に移っているはずよね、、、
と思いつつ、トイレの掃除の時は使い捨てのポリ手袋を付けてやっていました。
初めての妊娠で神経質になっていたとも思いますが、
実際に、こうして感染してしまったママと赤ちゃんの記事を目にすると、
正しい知識を身に着けておくことがいかに大事か考えさせられます。
引用になりますが、
【妊娠中の感染予防のための注意事項】
- 石鹸と水で手をよく洗う。
- 小さな子供とのフォークやコップの共有は止める。食べ残しは食べない。
- 肉はしっかり加熱する。
- 殺菌されていないミルクや乳製品を避ける。
- 猫のトイレ掃除は避ける。
- げっ歯類やその排泄物には触れない。
- 妊娠中の性行為はコンドームを使う。
- 母子感染症の検査を受ける。
- B群溶血性レンサ球菌の保菌者であるか検査を受ける。
- ワクチンがある感染症は妊娠前にワクチンを打つ。妊娠中であれば十分注意し、産後、次の妊娠までの間になるべく早くワクチンを打つ。
- 自分が抗体を持っていない場合、水痘や風疹などに感染している人には近づかない。
(一部改変)
8.と9.の感染症の検査は、自治体によって妊婦健診の時に無料で受けられるものがほとんどですが、トキソプラズマは私の自治体ではルーティンではありませんでした。
自分が何の感染症のリスクがあるのか、生活環境をちゃんと産婦人科の先生に伝えておくことが大事だと思います。
我が子が無事に生まれてきてくれた事に感謝し、
悲しい思いをするママが一人でもいなくなるよう願ってこの記事を書かせていただきました。
読んでくださりありがとうございました!
※この内容はすべて個人の体験によるものです。