経膣分娩と帝王切開、お産準備の違い
未婚の妊婦だった去年の夏。
チビちゃんは、私のお腹の中で3回転した(3回逆子と診断されました)とても良く動き回る胎児でした(笑)
37週0日まで逆子だったのが、37週1日でグルンと回って逆子が治ったのです!!
(産婦人科の先生も、初産婦さんでこの週数に回るのは大変珍しいと驚いていました^_^;)
38週に帝王切開の予定だったので、お産入院の準備も34週頃には帝王切開用に準備していました(心の準備も)。
帝王切開の予定であった場合、手術日の前に陣痛が始まれば緊急入院→帝王切開となることが想定され、やはり事前準備が必要です!
ところが、急遽37週の健診後に経膣分娩に予定変更!!
持ち物を見直す事となったのでした…。
病院での事前説明も、帝王切開と経膣分娩の両方を受ける事に(笑)
結局41週1日に、陣痛微弱→促進剤投与、チビちゃんは後方後頭位という回旋異常で逆回転をして出てきたのでした…。
3回転1捻り。胎児界での体操オリンピック選手の誕生です(今となっては笑)!!
今回はそんなバースプランが大幅変更になった私が、経膣分娩と帝王切開での準備を振り返ってみました!
★入院期間 経膣分娩は産後5日(経産婦さんは産後4日)、帝王切開は7〜8日
消耗日用品(特に生理用ナプキン)食品類は、帝王切開の場合の方が多く準備が必要!
★健診費用 帝王切開では血液検査や心電図、胸部レントゲンなど術前検査があります。
また、逆子チェックのために健診以外の日程でエコーを診てもらうことになりました。
補助券が使えないので、保険適応ですがプラス8千円ほど掛かりました。
★入院費用 経膣分娩でも、帝王切開でも、大体50万円ほど。
出産一時金プラス8万円くらいが目安、とのこと。
私の場合、実際にかかった費用は444,120円(手出しは24,120円)でした。
(ちなみに、促進剤投与、分娩時に発熱があり抗生剤点滴を3日間受けました)
また、任意の医療保険に加入していれば、帝王切開では保険金が支払われる可能性あり。
事前に確認しておきましょう!!
(私が加入している県民共済だと、かなりの金額が出るはずでした…)
★経膣分娩、帝王切開で共通のもの
母子手帳、保険証、診察券、入院申込書、同意書などの文書、印鑑、筆記用具
シャンプー、リンス、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、ティッシュ、スリッパ、タオル類
はし、スプーン、コップ ペットボトルに付ける専用のストローがあると便利!
テレビイヤホン(テレビを見る余裕は全くなかったので、準備したけど要らなかった!)
前開きパジャマ、授乳用ブラ、産褥ショーツ、生理用ナプキン、ガーゼハンカチ
コインランドリーを使用の場合は洗剤、小銭
メガネ(コンタクトはお手入れする余裕がありません…メガネにしましょう)
スマホ、充電器
※スリッパなど院内で履くものは、産後足が浮腫むので大きめを準備した方が良いです!
※パジャマ、下着などは2着あれば良いですが、家族などに頼めない場合は自分で洗濯することになります。下着は3着あっても良かったかも。パジャマは丈の長いものを選びましょう。
※お産セットとして病院で準備しているものを渡されるので、赤ちゃんのものはガーゼハンカチと退院のお洋服があればOKでした。但し、オムツは特に帝王切開だと入院日数が長いので足りなくなる事も!事前に準備してお家の人に持ってきて貰いましょう。
※産後は、病院で貸してもらえる分娩着からパジャマに、助産師さんが着替えさせてくれます。その際、荷物を助産師さんに託すことになるので、何処に何が入っているか分かり易いように整理しておきましょう!自分でもある程度覚えておきましょう…。
※病院は大変乾燥します!また経膣分娩の際、それなりに叫ぶので喉が痛くなります…。
のどを痛め易い人はマスク、のど飴があると便利です!
★経膣分娩で準備するもの
ズバリ、陣痛時のグッズです!!
いつまでかかるか分からない陣痛を耐え抜くために、栄養を素早く摂れるジュースや飲むゼリーなどの甘い飲み物、水分補給のお水(気持ち悪くてお水しか受け付けない場合も)や、おにぎり、オヤツなどが必要です。また、もちろん立ち合いの人の食事は出ません。
痛みを和らげるものとして、寒い時期には靴下やレッグウォーマー、カイロ、暑い時期にはうちわ、浮腫み防止の着圧ソックス(最終的には脚にカバーを履かされていました)
病院は乾燥するのでリップクリームがあると便利です。
いきみ逃しにテニスボール(押してくれる立会人がいる場合)、握りしめるハンドタオルなどがあると良いです。
また、病院への移動時は、破水に備えてすぐに持ち出せるところにバスタオルを2、3枚準備しましょう。ペットシートもGoodです。念のため生理用ナプキンを当てておきましょう。
★帝王切開で準備が必要なもの
手術用腹帯M2枚 ストロー2本 髪の長い人はヘアゴム2本
術前後は絶食時間があるのでしばらく我慢です…。でも入院も長くなるので、オヤツは準備しておきましょう!
※説明を聞いただけなので、体験談はありませんが…。
★お産までの過ごし方の違い
経膣分娩は、予定日近くなれば無理のない範囲で体を動かした方が良いです!
陣痛の合間も歩いたりすることを勧められます。
(私は促進剤コースだったので、モニターや点滴に繋がれて動けなくなりました…)
また、臨月に入れば、産後の授乳に備えておっぱいのマッサージも頑張りましょう!
帝王切開の場合は、手術日まで陣痛がきては困るので、逆にゆったり過ごします!
おっぱいのマッサージは、子宮を動かす可能性があるため、やってはいけないそうです
そのかわり、乳頭を柔らかくするためにオイルを塗ってラップをするように指導されました
経膣分娩でも帝王切開でも、赤ちゃんが無事に生まれてくれることが一番ですね!
私はギリギリまで帝王切開のつもりだったので、陣痛の心の準備をしておらず、予定日が近くなるにつれてビビっておりました…
そういえば、去年の今頃からお産の準備を始めたなぁ〜と懐かしく思い出されます。
赤ちゃんを産むのは大変!
赤ちゃんも、ママと一緒に、ママ以上に、頑張って生まれてきてくれます!!
これからお産を迎えられる方は、どうか自分と赤ちゃんの力を信じて、良いお産を迎えてください。
読んでくださりありがとうございました!!
※この内容は全て個人の体験によるものです。