未婚ママの『幸せいっぱいこの指とまれ!』

『この指とまれ!』のポーズで生まれてきた娘が、たくさんの幸せを引き寄せ中です!

脳波検査の結果【娘のてんかんについて⑤】

2歳7か月で初めての発作が起きた娘。

発作から10日後に、こども病院で脳波検査を受けました。

 

幼児の場合、検査の間安静にはできないので、お薬を飲んでもらい寝かせます。

お薬でも上手く眠れなかった娘ですが、駐車場ドライブ作戦が功を奏し、ようやく検査が始まりました…

 

睡眠時の脳波を30分くらいとって、そのあと光刺激なども行うようです。

その後睡眠から覚醒するまでの脳波もとるそうで、起こす時はお母さんにお願いします、とのこと。

やっとの思いで寝かせたのに、すぐ起こすのか…と複雑な思いの母でした…。

 

頭に電極を装着し終え、検査技師さんが終わる頃に呼び出してくれる事になり、母は休憩&昼食に出ました。

 

待合ではバアバが待ちくたびれた様子ですわっています。

1回目のお薬を飲んでから2時間以上経過。

どうもおかしい?とバアバも気になって、何度か受付に問い合わせまでしたようでした。

 

病院の食堂へ行きましたが、既に閉まっておりました。

売店で残っていた惣菜パンを買い、コーヒーを飲みながらしばし休憩。

バアバといかに寝かしつけに苦労したのかを話しながら、検査室からの呼び出しを待ちました。

母は午前中の不安な気持ちから、検査を無事に受けられたことの安堵と疲労に変わっておりました。

 

そして呼び出しが鳴り、再び娘を起こすことに。

最初は凍らせた保冷剤を肌に当ててくださいと言われ、手や足、ほっぺたに数秒当てましたが、全く起きる気配はありません。

検査技師さんの指示にしたがい、名前を呼んだり、皮膚をつねってみたり(体を叩いたりして動かすのは、脳波の計測に支障があるようです)

あれこれ刺激を与えてみましたが、追加で飲んだお薬がいよいよ効果を発揮し始めたのか、

娘は目を覚まさぬまま検査終了となりました。

 

検査が終わり、検査の結果を聞くために再び診察を待ちます。

しかし、午前中に診ていただいた主治医の先生は病棟の業務に行かれており、他の先生の説明でした。

先生の見込みよりも、だいぶ検査に時間がかかってしまったようです…。

 

混み合っていた外来は午後3時を過ぎ、患者さんもスタッフも少なくなっていました。

まだ起きる様子のない娘を待合の椅子に寝かせバアバに託し、診察は母が一人で結果を聞きに行きました。

 

脳波検査の結果はてんかん波が出ている、とのことでした。

右側の頭の、P4という電極の位置に怪しい波があるそうです。

それは、発作の症状であった左半身の手足のけいれんが、てんかんであると説明できるものだ、ということでした。

 

 

母は大変落胆しましたが、大事なのは娘のこれからのことです。

気持ちを切り替え、生活で気をつけてあげられることは何かや、てんかん発作が起きた時の対処の仕方、小児のてんかんの予後、今後の診察の予定などについて先生とお話し、この日は終了しました。

 

まだ受け入れられない気持ちの反面、いち早く病気がわかったことは良かった(少なくとも、母が最初に気づいたことは良かった)という気持ちもあり、1ヶ月後の診察予約を入れて帰りました。

 

…さて、娘は車に乗って家に帰り着く頃、ようやく目を覚ましました…。

「あれー?びょういんは??」といつも通りにお話ししていましたが、

お薬の影響が強く、夜までずっとふらふらして転倒したりしていました。

リビングに布団を敷き詰め、夕食の後お気に入りのアニメを見ながら、就寝まで横になっていました。

 

つづく

 

 

※この内容はあくまで個人の体験によるものです。

読んでくださりありがとうございました!