今週のお題「人生で一番高い買い物」
先月、ついにマイホームを購入することにしました…!
福岡市内の、職場と保育園のマイカー通勤30分圏内に、中古マンションを契約しました。
娘が3歳になる来月から時短勤務が終わる事、
毎日娘と3時間弱車に乗って通勤、通園している事、
私が去年の年末に急性膵炎になり、娘は3月にてんかんを発症した事
などなど、色々転居を考えるようになり、一大決心をしたのです。
しかも、ジイジ、バアバも一緒にお引越しする事になりました…。
3月末から毎週の様に内覧に出かけました。
最初は私と娘で住む場所を探していたのですが、やっぱりジイジ、バアバも一緒が良いという事になり、家族みんなの要望を叶えるお家になんとか出会えました。
先月末に契約を交わしましたが、まだ所有者さんの新居が出来ていないので、引き渡しは10月の予定です。
人生最大で、最初で最後の?お買い物は、大変エネルギーを使いました。
お家を買うまでの経緯を、これから少しずつ書いていこうと思います。
読んでくださりありがとうございました!!
中耳炎で高熱がでる!【娘のてんかんについて⑦】
今年3月に初めて発作を起こした娘。
10日後に受診したこども病院の脳波検査で、てんかん波がみられ、てんかんと診断されました。
1か月後のこども病院の診察ではとりあえず様子を見る事になり、発作が無ければ来年3月に来てください、との事。
次回の脳波検査はなんと1年後の予約です。
もし、3か月以内に2回くらいの頻度で発作が見られるようなら、内服薬での治療を始める様です。
何事もなく、1年が過ぎてくれれば…。
まずはこの先1ヶ月間、何事もありませんように…。
そう思っていた矢先、半年(以上?)ぶりに発熱した娘。
原因は数日前から続いていた鼻づまりで中耳炎になったのです。
こども病院では、高熱の時は特にてんかん発作も起きやすい傾向があるから注意するようにと言われています。
発熱が原因で発作が起き、内服薬を始めましょう、なんて事になったら残念すぎる!
保育園では新学期を迎え、新しいお友達が増え、それと同時に鼻風邪が流行っていました。
黄色い鼻水がずっと出ているな〜と思っていたのが、ピタッと出なくなり、
おや?治ったのかな?と期待したのが真逆の事態に!
耳鼻科に早めに行っておかなかったことを大後悔しました。
発熱に気づいた時点で、ぐったりし始めた様子の娘。
熱は夜中にどんどん上がり、39度を超えました。
すぐに解熱剤の坐薬を使いましたが、なかなか熱は引きません。あとは水分を飲ませるくらいしか出来ることはありませんでした。
その晩は結局38度を下回らず、発作だけは起こらない様にと祈るしかありませんでした…。
幸いコロナではなく(オミクロンは子供の熱性けいれんが多い傾向にあるみたいですね)、てんかん発作も起きぬまま2日間で熱は下がり、耳の痛みも抗生剤ですぐに治った様でしたが、
今後は熱が出てしまう前に耳鼻科に行っておくべし、と肝に銘じる出来事でした。
保育園で溶連菌に繰り返しかかった経緯もあるので、娘の体調変化を見逃さないようにしなければ!と深く反省した次第でした…。
※この内容はあくまで個人の体験によるものです
読んでくださりありがとうございました!
腹部MRI検査、異常なし!【38歳、原因不明の急性膵炎になる④】
去年の12月中旬に急性膵炎になり、自宅療養と通院で治療しました。
急性膵炎になるなんて、全く身に覚えが無い私…。
お酒は全く飲みません。
胆石、胆泥もなさそうです。
体格は普通(BMI20前後)です。
そういえば、膵炎になる1ヶ月前に人間ドックも受けていました。
その時も腹部エコーや内視鏡(鎮静なしのゲロゲロ胃カメラでした)など、沢山検査していたのですが、特に異常は指摘されていませんでした。
ただ、一つ気になるのは、HA1cが基準値より0.1高かった事。
その事を主治医の先生にお話すると、もしかしたら膵液が十分でていなかったのかも知れない、との事でした。
急性膵炎は再発をする可能性のある病気です。
膵炎を起こした原因を突き止めておく事は、再発防止に大事な手がかりになります。
病院から頂いた資料では、胆・膵の異常の原因は大きく4つあるそうです(2022年12月の時点での資料です)。
1.外部からの異物によるもの(飲酒、薬物、健康食品)
2.生活習慣や体質によるもの(肥満、脂質異常症、自己免疫)
3.形の異常によるもの(膵管胆管合流異常症、膵管胆管のその他の異常、十二指腸憩室、その他の腸の異常)
4.新しくできた異物によるもの(胆嚢の腫瘍・胆石・胆泥、胆管の腫瘍・胆石・胆泥、膵石、膵臓の腫瘍、胆管や膵臓近くの腫瘍、十二指腸乳頭部の腫瘍)
初診の際、CT撮影を行い問診を受け、私の膵炎の原因として考えられるのは、自己免疫か膵胆管の形状の異常が疑われる、とのことでした。
そして自己免疫の検査は、特殊な血液検査で調べられ、可能性は低そうとの結果でした。
という事で、膵炎の症状が治まってから1か月以上経って、今度は腹部MRIを受ける事になり、膵管、胆管の形状を検査しました。
MRIをとるのは初めての経験でしたが、検査前の注意事項がとにかく多く(金属を持ち込まない、貼り薬やカラーコンタクトはダメ、インナーはヒートテック不可など)、検査技師さんが行う確認は2人で二重確認を行うなど厳重でした。
検査前は絶食絶水で、検査直前に紙コップ1杯の液体の造影剤を服用しました。
噂通りガンガン機械の音がうるさかったですが、ヘッドホンから聴こてくるオルゴール音楽を聴きながら、アナウンスが時々入り、呼吸を吐いたり吸ったり止めたりの指示に従います。
30分ほどで検査は無事終了。
午後からの診察で検査の結果を聞きましたが、結局MRIでも異常はありませんでした。
ホッとした反面、今後の生活で何に気をつれてばよいか?など疑問が残る事になってしまいました…。
先生のお話では、急性膵炎の20〜30人に1人ぐらいが、原因不明のものなのだそうです。
もしかしたら小さい胆石があって、流れてしまって分からなくなっている事もある、とのことですが、
私の場合は、膵炎を発症する3週間ほど前に人間ドックでエコーや血液検査を受けていて異常はなかったので、やっぱり腑に落ちないです…。
もし次発症した場合は、ERCP(内視鏡的逆流性胆道膵管造影)を大学病院で受けてください、とのこと。
MRIの検査で異常なしとなり、今回の急性膵炎の治療と検査は終了となりました。
あれから半年が経ち、食事は油っぽいものを避けたり、休めるときは休むなどの体調管理を続けていますが、
とりあえず再発は無く、それなりに元気に過ごしています。
残念ながら、体重は大して減らず、その後順調に元に戻ったのでありました…(苦笑)
4月に別件で血液検査を受けたのですが、HbA1cは5.5に下がっていました。
今回の件、2歳の娘やジイジ、バアバには大変心配をかけてしまいました。
今後も膵炎だけでなく病気をしないよう、ほどほどに頑張っていこうと思います。
38歳、原因不明の急性膵炎になる、ひとまずこれで。(完)
※この内容はあくまで個人の経験によるものです。
読んでくださりありがとうございました!
1か月後のてんかん診察【娘のてんかんについて⑥】
今年3月中旬、2歳の娘がはじめてけいれん発作を起こしました。
それから10日後、発作の状況や脳波検査の結果から、てんかんと診断されました。
娘は女の子だからか言葉は早い方で、体格はぽっちゃり系。そしてとっても活発です。
生まれてから病気といえば中耳炎や保育園で時々うつる風邪くらいなもんで、体調面で気になる事はあまりありませんでした。
2歳半頃からオムツが本格的に外れはじめ、お出かけと寝る時以外はパンツで良くなりました。
イヤイヤ期もピークを過ぎ、お話しすれば分かってくれる事が格段に増え、子育てが少し落ち着いてきたな〜、と感じ始めていた時でした。
まさか娘がてんかんだなんて、初めは信じられない、受け入れられない思いが強かったです。
それでも早く病気が分かって良かったと、日が経つにつれて思えるようになりました。
毎日娘が寝付いた後、発作が起きないか心配で眠れない日が続きましたが、
とにかく、1か月後のこども病院の診察まで、頑張ろう
そう思って家事育児仕事に、黙々ととりくみました。
その後発作の兆候は無く、母の疲労も重なって少しずつ眠れるようになった頃、次の診察の日を迎えました。
こども病院の予約は午後からでした。
午後になると、外来の混雑はすぎており、
検査は無く経過を診るだけの診察だったので、直ぐに診察室から呼び出しがありました。
主治医の先生とこの1か月の様子をきかれ、
母が気づく限り発作は無かった事を伝えました。
先生は娘とも少しお話をし、聴診などを軽く受けました。
今後については、
次発作が起きたらまた予約を取って受診する事
発作が無ければ、次は来年の3月に脳波検査と診察をする事
となりました。
だいぶ先の予定ですが、来年の脳波検査の予約を取りました。
生活面では、制限は特にありませんよ、との事。テレビも今までと変わらずに観て良いそうです。(娘はテレビっ子です汗)
でも、プールは親が見ている時だけにしたほうが良いとの事でした。
プール、1年前から親子ベビースイミングに通っていますが、そろそろ幼児コースに上がる予定でした…。
プール大好きな娘なので、うーん、困ったなぁ…と悩んでおります。
診察の時、先生に母の不安な気持ちも少し伝えたのですが、てんかんは人それぞれ経過が色々なようで、先生も次の発作が来てみなければ分からないと言った感じでした。
娘のてんかんは、ローランドてんかんにしては発症年齢が早すぎるようで、ただ焦点性てんかんとしか言えないそうです。
そういう典型的なてんかんの分類に含まれない人も大勢いると仰っていました。
病気について先の事が何もわからないのは不安ですが、
「麻痺も無いし、発達も良さそうなので、悪いてんかんの兆候は無さそうですよ。
てんかんは治療法があるから大丈夫。
大丈夫って、何もないって、信じましょうよ。」
と先生は言われました。
その、信じましょうよ、という言葉、とても支えられました。
先生だってどうなるか分からないけど、こどもの力を信じよう、良くなると信じよう、と勇気づけて下さったと思います。
そして、てんかんはまだ治療できるから、という言葉に、
治療法がないような重い神経の病気と日々向き合っておられる先生とこども達、その親御さん達の境遇を察すると、
贅沢な悩みなんだなとも感じました。
これから娘が大きくなって、てんかんという病気の事が分かるようになっても、
挫けず前向きな姿勢で乗り越えていってくれると信じようと思いました。
発作から1か月、娘のてんかんについて、前向きな気持ちになれた診察でした。
※この内容はあくまで個人の体験によるものです。
読んでくださりありがとうございました!
脳波検査の結果【娘のてんかんについて⑤】
2歳7か月で初めての発作が起きた娘。
発作から10日後に、こども病院で脳波検査を受けました。
幼児の場合、検査の間安静にはできないので、お薬を飲んでもらい寝かせます。
お薬でも上手く眠れなかった娘ですが、駐車場ドライブ作戦が功を奏し、ようやく検査が始まりました…
睡眠時の脳波を30分くらいとって、そのあと光刺激なども行うようです。
その後睡眠から覚醒するまでの脳波もとるそうで、起こす時はお母さんにお願いします、とのこと。
やっとの思いで寝かせたのに、すぐ起こすのか…と複雑な思いの母でした…。
頭に電極を装着し終え、検査技師さんが終わる頃に呼び出してくれる事になり、母は休憩&昼食に出ました。
待合ではバアバが待ちくたびれた様子ですわっています。
1回目のお薬を飲んでから2時間以上経過。
どうもおかしい?とバアバも気になって、何度か受付に問い合わせまでしたようでした。
病院の食堂へ行きましたが、既に閉まっておりました。
売店で残っていた惣菜パンを買い、コーヒーを飲みながらしばし休憩。
バアバといかに寝かしつけに苦労したのかを話しながら、検査室からの呼び出しを待ちました。
母は午前中の不安な気持ちから、検査を無事に受けられたことの安堵と疲労に変わっておりました。
そして呼び出しが鳴り、再び娘を起こすことに。
最初は凍らせた保冷剤を肌に当ててくださいと言われ、手や足、ほっぺたに数秒当てましたが、全く起きる気配はありません。
検査技師さんの指示にしたがい、名前を呼んだり、皮膚をつねってみたり(体を叩いたりして動かすのは、脳波の計測に支障があるようです)
あれこれ刺激を与えてみましたが、追加で飲んだお薬がいよいよ効果を発揮し始めたのか、
娘は目を覚まさぬまま検査終了となりました。
検査が終わり、検査の結果を聞くために再び診察を待ちます。
しかし、午前中に診ていただいた主治医の先生は病棟の業務に行かれており、他の先生の説明でした。
先生の見込みよりも、だいぶ検査に時間がかかってしまったようです…。
混み合っていた外来は午後3時を過ぎ、患者さんもスタッフも少なくなっていました。
まだ起きる様子のない娘を待合の椅子に寝かせバアバに託し、診察は母が一人で結果を聞きに行きました。
脳波検査の結果はてんかん波が出ている、とのことでした。
右側の頭の、P4という電極の位置に怪しい波があるそうです。
それは、発作の症状であった左半身の手足のけいれんが、てんかんであると説明できるものだ、ということでした。
母は大変落胆しましたが、大事なのは娘のこれからのことです。
気持ちを切り替え、生活で気をつけてあげられることは何かや、てんかん発作が起きた時の対処の仕方、小児のてんかんの予後、今後の診察の予定などについて先生とお話し、この日は終了しました。
まだ受け入れられない気持ちの反面、いち早く病気がわかったことは良かった(少なくとも、母が最初に気づいたことは良かった)という気持ちもあり、1ヶ月後の診察予約を入れて帰りました。
…さて、娘は車に乗って家に帰り着く頃、ようやく目を覚ましました…。
「あれー?びょういんは??」といつも通りにお話ししていましたが、
お薬の影響が強く、夜までずっとふらふらして転倒したりしていました。
リビングに布団を敷き詰め、夕食の後お気に入りのアニメを見ながら、就寝まで横になっていました。
つづく
※この内容はあくまで個人の体験によるものです。
読んでくださりありがとうございました!
脂質制限生活始まる…コンビニ活用術も紹介!【38歳、原因不明の急性膵炎になる③】
去年の年末、急性膵炎で日赤病院の救急に駆け込み、通院で治療することになった頃。
巷ではコロナ禍の年末年始を迎えていました。
我が家でもケーキやフライドチキン、ポテトなどが食卓に並ぶ、定番のクリスマスを迎えるはずでした。
もちろんそんな脂っこいものを食べて良いハズもなく、家族が美味しそうにケーキを食べているとき、私は少しだけ和菓子を食べたのでした。この時食事再開出来ていたのは幸いでしたが…。
肝臓内科の先生にも、
「やらしい時期になっちゃったね〜」と言われ苦笑い。
年末年始の宴は、全て中止です…。
子供の好きなカレーやハンバーグも食べられません。料理の手間も倍になり、さぁ困った…。
食事再開の頃は1食あたりの脂質を5g以内に!と指示されたのでした。
自宅療養中、最初の3日間は経口補水液、スポーツドリンク、ゼリー飲料で乗り切りましたが、
幸い通院2回目の診察では膵炎は順調に治まり、
処方していただいたエレンタールという流動食のようなものは、残念ながら…お世辞にも…美味しいとは言えず(私は喉を通らないくらい嫌いな味でした)、
病院でアドバイスされた家庭で作る食事を始めることにしました。
発症から4日目、アルブミンは3.6g/dlまで低下…
腹痛の代わりに空腹が顔を出しはじめた頃でした(笑)
最初に作って食べたのは重湯でした。
麻酔後の絶食明けメニューとしても定番ですね。
少しだしの素を入れて味付けしました。
生き返るような美味しさでした…
スルッと食べられて一安心。
すぐに物足りなく感じ、次の食事からは雑炊に少しだけ鮭フレークを入れて炊きました。
でも、食後にほんの少し腹痛が起きます…。
まだ早かったか…と次は野菜生活のゼリー飲料で我慢。
あの恐ろしい腹痛を思い出すと、食べたいけど怖い、怖いけどお腹が空く…と恐る恐る食べる日が1週間程続きました…
ちなみに、病院では、急性膵炎の食事療法として、コンビニ活用術も教わりました。
家庭で作る食事は、味付けなどは調節できますが、肝心の栄養成分は不明です。
脂質が少ないはず!と思っていたお豆腐が意外な高脂質だったりして、ちゃんとするのが難しいです…
かたや、購入する食品には栄養成分がラベルされているので、それを見れば良いだけです。
複数選ぶときも、脂質の値を足し算するだけです。
病院でいただいた資料によると、
おにぎり:比較的脂質少ない、タンパク質不足とならないように納豆や鮭がおすすめ
パン:ジャムパン、あんパンを選ぶ。菓子パン、調理パンはNG
めん:うどん、そばで具は揚げ物を避ける。中華めんはNG
おでん:大根、こんにゃく、しらたきを選ぶ。卵、肉、練馬はNG
豆腐:3連パックの1個だけにとどめる。
その他:お弁当、中華まん、ホットスナック、ゼリー以外のスイーツ全般は避ける
飲み物:原則は水、お茶。スポーツドリンクも許容
と書かれてありました。
絶食明けはそんなに沢山たべられる感じではありませんでしたが、食べられる物が選べるのは有難いです。
普段自炊しない方や、家族と別メニューを作るのが大変な時、手間暇かからずコンビニを利用するのも良いなと思います。
療養中は自分でご飯作るよりも、とにかく身体を休める事が大事じゃないかと思います。
コンビニにある物なら買ってきてもらうのも頼みやすいですし、私も何度かお世話になりました…。
※この内容はあくまでも個人の体験によるものです。
読んでくださりありがとうございました!
腹痛で通院が辛すぎる!【38歳、原因不明の急性膵炎になる②】
仕事が休みだった、去年の12月のある日。
銀行ATMの前で急に今迄感じたことの無い腹痛がはじまり、
かかりつけ医で処方された鎮痛剤が効かず、
夜間救急でCTを撮って急性膵炎と診断されました…。
獣医の内科でも教わる「急性膵炎」。
犬が感じる痛みの中でも最も痛い病気の一つと習ったような記憶があります…。
あまりの痛さに、ひれ伏し拝むような姿勢になると教科書に書かれています。
確かに…!寝ていても、横にも仰向けにもなれず(うつ伏せはもってのほか)、丸くなっていた自分の姿を思い出しました……
さて、救急で運良く膵炎の専門である肝臓内科の先生に診ていただき、当然入院を強く勧められました。
CT画像では膵臓の腫れは重症に近い、とのこと。
が、その期間は1週間。コロナで入院中面会は一切できません。
お父さんが居るならまだしも、シンママが2歳の娘と離れるのは、娘の負担もジイジ・バアバの負担も考えると厳しい選択です。
できる限り通院で点滴し、経過を見ることになりました。
昼にかかりつけ医で貰ったブスコパンはほとんど効果を感じませんでしたが、救急で点滴したアセリオはそれなりに効き、背筋を伸ばして歩いて帰れるほどになりました。
日赤で出されたお薬は、
カモスタット
テプラノンカプセル
タケキャブ
レボフロキサシン
ロキソプロフェン
でした。
鎮痛剤を複数種出されたのは、効くもの効かないものがあるからのようです。
「どれかは効くでしょうから…」といった具合に、自分で調整するよう言われました。
(私の場合は、ロキソプロフェンが一番効きました)
そして、何よりも大事なのが食事管理です。
本来は入院して絶食し、消化酵素を出しまくる膵臓を休ませるのが治療となります。
それに加え、カモスタットが膵臓から消化酵素が出るのを抑えてくれるそうですが、注射薬を無理やり内服薬にしたようなもので、
本来点滴で使う方が断然効果が高いそうです。
救急から帰る途中、コンビニでスポーツドリンクやゼリー飲料など消化に負担のかからない(脂質の含まれない)物を買い、
次の日は1日家で様子を見ることにしました。
点滴で入れた鎮痛剤の効果が切れる頃には、再びあの痛みが襲ってきます……
次の内服が飲める時間まで何とか耐えて、鎮痛剤を飲んでしばらく睡眠をとる、というのを繰り返しました。
絶食が必要と言われていますが、食欲なんて全く湧きません。必然的に水分しか受け付けない状態でした。
通院は救急受診の2日後。鎮痛剤を飲んで行きましたが動くたびに響きます。
この日は採血と、腹部超音波検査がありました。
外来通院は検査室をあちこち回らなければならず、待ち時間も長いので、かなり辛かったです…。
採血の時に看護師さんに腹痛と気分の悪さを訴えると、すぐに車椅子を用意してくれたのでした。
検査の結果は画像でも、血液検査でも、炎症は治りつつある、とのこと。
血液検査の膵炎の指標である、アミラーゼは2558→266IU/l、リパーゼは4230.0→62.5IU/lとかなりの改善です。
しかし、私の感じる痛みはさほど良くなっていません……
この日は、検査の結果を診察室で聞き、処置室で点滴を受けて帰ることに。
点滴には、アセリオに加え、ソセゴンという鎮痛剤も追加。
点滴を入れている間はふわ〜っと少し気分が良くなり、その後1時間弱熟睡できたのですが、
点滴が終わって会計を待っている間、すごく気分が悪くなってしまい、薬局で待っている間に体を起こせなくなりました。
薬剤師さんがすぐに看護師さんを読んでくださり、ジイジと娘がお迎えに来てくれるまでベッドに横になって休ませてもらいました。
やっぱり入院した方がよかったな…と後悔するくらい、通院が辛かったです。
急性膵炎は、時に命に関わる病気です。
適切な入院治療を受け、とにかく体を休めることが一早い回復につながると思います。
※この内容はあくまで個人的の体験によるものです。
読んでくださりありがとうございました!